8/17開催、島根県「UIターンエンジニアの本音を聞く会」 現地ツアー参加のチャンスも!

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島根県は8月17日、首都圏で活動するITエンジニアを対象に、県への移住・転職を支援するイベント「島根に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」を品川シーズンテラスカンファレンス(東京都港区)で開催します。参加費は無料、先着30名。オフィシャルな情報だけでなく、UIターンの先輩に本音を聞けるチャンスです。なお、県は10月にも「IT企業見学・相談ツアー」を実施する予定で、同ツアーの申し込みにはこの会に参加することが条件になっています。

「島根に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」は、県が今年度から新たに始めた企画。島根にUIターンしたITエンジニアをゲストに招き、ざっくばらんに話を聞いてもらおうという交流会です。

公的な情報だけではUIターンのメリットしか見えづらい面がありますが、実際に先輩たちの生の声を聞くことで、島根への移住・転職を考えているITエンジニアにとっては不安や疑問点を解消できるチャンスになりそうです。

この会は、今年度は計4回開催する計画。今回のほか、9月7日、2020年1月11日、2月8日を予定しています。

※詳細はこちら→特設サイト:https://it-shimane.jp/

また、県は10月に県内のIT企業を訪問する第1回「島根県IT企業見学・相談ツアー」を開催する予定です。このツアーに参加するには、今回のイベントへの参加が必須となります。つまり、この会に参加すればツアーの参加資格も得られるわけです。

【開催概要】
日時:8月17日(土) 13:30〜18:00
会場:品川シーズンテラスカンファレンス3階 カンファレンスC
東京都港区港南1丁目2番70 アクセス
参加人数:30名 ※先着順
参加費:無料
参加方法:特設サイト(https://it-shimane.jp/)から申し込みください。

島根は“Rubyの聖地” IT人材に特化したプロジェクトも

島根県は、県内産業を盛り上げるためには特にIT産業の支援が重要になると考え、2007年から継続的なIT支援を続けてきました。また、プログラミング言語「Ruby」の開発者である、まつもとゆきひろさんが島根在住であることから、ITエンジニアの中では“Rubyの聖地”としても有名です。

また、県外からの企業誘致も積極的に行っており、県内に本社を移転したり、サテライトオフィスを開所したIT企業は10年間で40社を超え、移住者も年間約4000人に上ります。ただ、それでも県内人口は70万人を切り、IT業界に限らず慢性的な人手不足となっています。

そのため、公益財団法人ふるさと島根定住財団が、各市町村や関係団体と協力しながら雇用や住まいなどの移住・定住情報を提供しています。さらに、2014年にはIT人材に特化したプロジェクト「IT WORKS@島根」(https://www.shimane-itworks.jp/)を開始。首都圏にIT人材コーディネーターを配置してキャリア相談を受け付けているほか、県内IT企業の転職フェアを東京・大阪で開催しており、実際にこのサービスを利用して毎年20人前後のITエンジニアが県に移住しています。

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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