岡山県倉敷市は5月19日、周辺自治体と協力して田舎暮らしなどをテーマにした移住セミナーを東京・有楽町の東京交通会館とオンラインのハイブリッド形式で開催します。先輩移住者や移住コンシェルジュをゲストに招き、地方移住のリアルな体験談や移住に際して知っておいてほしいことなどを伝え、移住のイメージを膨らませてもらいたい考えです。参加費は無料、定員は現地とオンライン各20人。参加申し込みの締め切りは5月16日で。
主催は倉敷市のほか、一級河川の高梁川流域に位置する高梁市と総社市、井原市、浅口市、それに県を含めた5市1県。自治体職員や先輩移住者、移住コンシェルジュが参加し、特に家庭菜園や自給自足などをテーマに各地域の魅力を発信するとともに移住生活の実体験、移住に向けて知っておくべき基礎知識や情報を提供します。移住を考えている人が抱く疑問や不安を解消し、移住のハードルを下げたいとしています。
ゲストに招待されている先輩移住者は、2012年に東京から移住した岡野雄一郎さんです。東日本大震災を機に安全な場所への移住を決意。震災の被災者を受け入れる岡山県内のシェアハウスから総社市に移住し、現在は企画・編集、ウェブデザインの制作などで生計を立てています。プライベートでは稲作や野菜の栽培にも挑戦中です。
高梁市の移住コンシェルジュとして参加する山縣麻理子さんは、倉敷市の出身。県外の大学を卒業後、看護師として10年勤務し、それから転職して高梁市の移住コンシェルジュに就任しました。
当日は参加者とゲスト、スタッフが交流、意見交換できる座談会もあります。また、希望者は個別相談も可能。倉敷市周辺へのUIターンを検討している人にとって、現地の空気感に触れられる貴重な機会になりそうです。
＜イベント概要＞
■主催：倉敷市・高梁市・総社市・井原市・浅口市・岡山県
■共催：認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
■開催日時：2024年5月19日(日曜日)12時30分～14時30分
■開催方法：対面およびオンラインによるハイブリッド開催
■会場：ふるさと回帰支援センターセミナールームC・D
(東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 8F)
■アクセス：JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 (京橋口・中央口(銀座側)から徒歩1分)
■定員：対面／オンライン 各20名(先着順)
■参加費：無料
■申込方法： 下記URLまたは二次元コードから表示される申込フォームから(申込期限：5月16日)
URL：https://iju-kurashiki-gurashi.jp/news/1865
■問い合わせ先：
倉敷市くらしき移住定住推進室
TEL：086-426-3153
e-mail：iju@city.kurashiki.okayama.jp
