ソフトウェア保証のベリサーブ函館、新オフィス本格稼働でエンジニアらを積極採用、2026年までに200人体制へ

Share

ソフトウェアのテスト・品質保証サービスなどを手がけるベリサーブ(本社:東京)の子会社・ベリサーブ函館(本社:北海道函館市)が8月から新オフィスを本格稼働させています。同月7日には函館市の大泉潤 市長らを招き開所式を開催。エンジニアらを積極採用し、地域雇用の受け皿になるとともに事業を加速させていきたい考えです。

オフィスは、函館市電・五稜郭公園前駅に近い好立地に開設。イカ釣り漁船のライトをモチーフにした会議室のペンダントライトや、白樺をイメージしたラウンジなど、函館らしさを取り入れた内装で働きやすい環境を整備したといいます。

イカ釣り漁船モチーフのペンダントライトがある会議室

ソフトウェア開発における品質保証は、社会のデジタル化に伴いニーズが増加の一途をたどっています。今後も需要の拡大が見込まれ、特に自動車・Web業界でのニーズが高まっており、イノベーションの加速に不可欠な業務となりつつあるそうです。

そうした顧客の品質ニーズに応え、事業拡大に備えるため、優秀なエンジニアの採用が期待できる地方拠点の設立を検討。そんな中、自治体の支援体制や災害リスクの低さなどの観点から、今年4月に函館に新会社を設立した経緯があります。開所式には大泉市長のほか、市内の人材派遣会社などの関係者が出席し、新しいオフィスの見学会にも参加してもらったそうです。

白樺をイメージしたラウンジ

新オフィスの本格稼働に伴い、エンジニアの採用も積極的に行っていく計画です。間口は経験者に限らず、未経験者にも解放。教育とOJTを通じて一人ひとりが成長できる基盤を築いていくとともに、地域の高校や専門学校などから新卒を受け入れる準備を進めていくとしています。

現在掲げている目標と見通しは、2026年までに200人体制に拡充すること。それに向けて市内の人材派遣事業者らと協力し、函館からテスト・検証事業を加速させていきたい考えです。場所をはじめ多様な働き方が広まる中、地方都市にいながらITの仕事を目指す人たちの受け皿となり、雇用を創出して地域経済に貢献したいとしています。

【会社概要】
■社名:株式会社ベリサーブ函館
■設立:2023年4月
■事業開始 2023年8月
■代表者:代表取締役 新堀 義之
■執行役員:青羽 隆
■所在地:北海道函館市梁川町5-8 プライム函館WEST
■事業内容:ソフトウェアに係る・テストの実装・実行、設計、評価など
■HP:https://www.veriserve.co.jp/ (株式会社ベリサーブ)

About Author

https://shiftlocal.jp/

シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

Comments are closed.