北海道ニセコで観光ツアー付きプログラミング講座「ピリカスクプ」を今年も開催!先着15人に旅費交通費補助も

Share

北海道のニセコ町ワーケーション推進協議会が、町との共催で7月19日から10月28日までの約100日間でプログラミングスキルの習得を目指す、オンライン講座および短期合宿付きプログラミング講座「ピリカスクプ」を開催します。申し込みは6月30日までで、道外からの参加者に限り先着15人まで39,900円の旅費交通費支援キャンペーンも実施しています。

今回の講座は、計10回のオンライン講座と5泊6日の合宿プログラムを組み合わせたハイブリッド型講座です。合宿プログラムではニセコ町の大自然のなかでのアクテビティ体験や、地元食材を使った食事などを堪能できる観光ツアーを用意しているそうです。

講座名の「ピリカスクプ」は、アイヌ語で「素晴らしい成長・生活」を意味する言葉。リゾート地のニセコ町での「非日常×仲間」との出会いを通して、技術面でも精神面でも成長につながるような時間を過ごしてほしいという思いを込めたとしています。

講座と合宿プログラムのスケジュールは、上記の通り。平日夜のオンライン講座がメインなので、全国どこからでも参加が可能。合宿も土日を含めた開催のため、平日勤務の会社員でも4~5日程度の休暇取得で十分参加が可能です。

また、ピリカスクプでは習得したスキルを活用した副業・転職支援制度も用意。外部の人材紹介企業と連携し、デジタル求人企業とのマッチングサポートや、キャリアや移住に関する相談にも対応することで、「学んで終わり」ではなくその先の働き方も手厚くサポートしています。

背景には、リスキリング需要の高まりやIT人材不足の課題があります。テレワークやリモートワークなどの新しい働き方が定着し、個人ではワーケーションや多拠点生活、地方移住の関心が高まる一方、企業ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が求められるものの国内のデジタル人材は不足しています。そうした中で、デジタルスキルを習得することで地方で活躍の幅を広げるという新しい働き方に注目が集まっています。

スキーリゾートや温泉地として人気のニセコ町では昨年4月、ニセコ町ワーケーション推進協議会が発足。役場職員や地域おこし協力隊、移住推進支援員や民間企業がメンバーとなり、ワーケーションを推進しています。その一環として今夏、昨年に続き2度目の「ピリカスクプ」を開催し、IT人材の育成と関係・交流人口の創出を図りたい考えです。

過去にプログラミングを独学で学んで挫折した人、仕事が忙しくてスクールに通う時間がない人、勉強だけでなくリゾート地で楽しみながら学びたい人、将来的にエンジニア仲間になるような出会いを求めている人。今回の講座はそんな人たちにとって、貴重な機会になりそうです。

なお、無料説明会や個別相談の機会も用意しており、申し込み方法などを含め詳細は下記ホームページや概要をチェックしてみてください!

■ピリカスクプHP
https://pirka-sukup.com/

【ピリカスクプ講座概要】
■募集締切 6月30日23:59まで
■開催日程 
・オンライン講座:7月19日~9月27日(毎週水曜日20:00~22:00)
・北海道ニセコ町合宿プログラム:9月16日~21日(毎日8:00~18:00)
・卒業課題制作:9月28日~10月27日
・卒業発表会:10月28日予定
■合宿会場 ニセコ中央倉庫群1号館(北海道虻田郡ニセコ町中央通60-2)予定
■定員人数 先着20人
■受講料 199,500円(税込) ※宿泊費・交通費は含まれません。
■学習内容 プログラミング言語と関連言語(HTML、CSS、PHP、Linux、MySQL、Git)
■その他
北海道外在住者の参加に限り、ニセコ町での宿泊費および移動交通費の実費相当額最大39,900円までをサポート

About Author

https://shiftlocal.jp/

シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

Comments are closed.