築150年の古民家をゲストハウスに活用!エイムネクストが高鍋町で新たな一手、観光客誘致へ

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ITコンサルティングやIoTサービスなどを手がけるエイムネクスト(本社=東京、清威人社長)はこのほど、事業所を構える宮崎県高鍋町に古民家ゲストハウスを開設しました。将来的には富裕層の外国人向け宿泊施設として活用し、観光客の誘致や地域経済の活性化を図っていくとしています。

ゲストハウス外観

古民家ゲストハウスは、高鍋町出身の海軍軍人で、最後の連合艦隊司令⻑官である小澤治三郎中将の生家を改修して再利用します。築150年以上(正確な年数は不明)の木造2階建てで、敷地面積269.35 ㎡、床総面積102.89㎡。土間を残し、年代物の家具を置くことで、かつて城下町だった高鍋ならではの文化や風土が感じられるように内装を改修しました。

当面は自社のゲストハウスとして取引先や関係者との打ち合わせ、視察時の宿泊などでの利用を想定。また、来春をめどに外国人富裕層向けの宿泊施設としてオープンし、1日1グループ(上限4人)の貸し切り宿として一般利用も始める予定です。2022年度には年間200泊の宿泊を見込んでおり、新たな観光資源として地域経済の活性化につなげたい考えです。

1階リビング。床は古民家らしい雰囲気を出すために塗装した

1階玄関土間も独特な雰囲気が漂う

9月24日には町内関係者らを招いた内覧会を開催。コロナ禍の中で人数は限定したものの、黒木敏之町長や町議会議長などが参列したほか、地元のテレビメディアも駆けつけるなど注目を集めました。

内覧会で取材に応じる清社長

エイムネクストは、2017年にニアショア拠点として高鍋町内に事業所を開設。さらに、町とITでまちづくりを進める包括連携協定を締結し、最新のIoT技術を活用するなどした地域活性化事業に取り組んでいます。2019年には、IoTインフラ整備の実証実験を踏まえ、町内のほぼ全域をカバーする「地域IoTプラットフォーム」を構築。全国の中小自治体への水平展開も進めています。

同社によると、古民家の宿泊施設は以前から構想があったとのこと。それを高鍋町役場に相談したところ、所有する親族の高齢化で改修・維持管理が難しくなっていた小澤治三郎生家を有償で譲り受けた経緯があります。地方ではこうした風情ある空き家の維持が課題になっており、今回の再利用は地元からの期待を集めそうです。

■ゲストハウスの所在地
〒884-0001 宮崎県児湯郡高鍋町大字高鍋町573番地

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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