青森県三沢市にUIターン受け入れとIT化の促進を目指すシェアオフィス「BLUE」が完成!複数のIT関連企業が入居

Share

青森県三沢市にこのほど、UIターン希望者の受け入れや地域企業のIT化を促進する拠点となるシェアオフィス「BLUE」が完成しました。運営するのは、マーケティングやWeb企画制作などを手がける青森県の材株式会社。現在、入居者を募集中です。一体どんな施設なのでしょうか。

シェアオフィスの建設は、首都圏から青森県に戻りたい若者や夫婦の移住意識調査結果をもとに生まれた企画でした。ITを中心とした新しい働き方の環境を整え移住者を増やしたい地域と、仕事の選択肢が少ないため青森に帰郷にしづらいと感じている人たちとのギャップを埋めるために始まったそうです。

入居企業は、クラウド開発企業に加え、動画制作・AI生成を用いたデザイン会社などIT関連企業が集まるほか、スタートアップ企業や県内のエネルギー関連企業など多種多様。地域に不足するIT化やUターン受け入れなどの地域課題を解決しながら、入居企業間での新たなコミュニティの場としても可能性を広げたい考えです。

20人規模のサテライトオフィス

施設内には1人用のカフェカウンター、2人から利用できる個室、20人程度まで入居可能な個室など多彩なオフィスがあり、全部屋に有線・無線インターネット、固定電話引き込み可(ひかり電話)、施錠システムなども完備。また、敷金・礼金は無料で内装も備えているため、通常の賃貸オフィスに比べて事務所開設に係るイニシャルコストを数十万円~数百万円単位で大幅に抑えることができるとしています。

このほかに、プロジェクター完備のミーティングルームや約82台収容の駐車場、また敷地内にはアパートが併設されており、単身用の部屋には家具・家電が備え付けられているそうです。

フリーラウンジ・カフェスペース

さらに、青森県の県木「青森ヒバ」を建築素材として活用。香りに癒しや殺菌効果があり、森林浴効果もあるとされています。青森県の伝統文化である南部裂織やこぎん刺し、津軽びいどろもオフィスアートとして使用するなど、地域の文化をふんだんに盛り込みました。

去る4月25日、26日の2日間にわたって見学会、また竣工式も関係者やメディアが集まる中で盛大に行われ、華々しいスタートを切りました。まだオフィスには空室があり、個人利用のカフェスペースも残り数席の空きがあるそうです。興味のある企業や青森で働くことに関心のある人は、ぜひ下記Webサイトをチェックしてみてください!

■シェアオフィスBLUE
公式HP:https://misawablue.com
住所:〒033-0123 青森県三沢市三沢字堀口164番336
TEL:0176-51-4544

■材株式会社
公式HP:https://zais.co.jp
住所:〒039-2189 青森県上北郡おいらせ町青葉2丁目50-323 PCL2階
TEL:0176-51-4544
業態:マーケティング/商品開発支援/WEB企画制作・管理/グラフィックデザイン/採用支援

About Author

https://shiftlocal.jp/

シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

Comments are closed.