福岡県北九州市が主催する移住を検討しているエンジニア向けのイベント「KITAKYUSHU Tech Day 2025」が12月11日、オンラインで開催されます。IT企業が集積し、デジタルシフトが加速しているとされる北九州市。実際にどんなエンジニアらが暮らし、活躍しているのか。移住者の経験談から、地方暮らしやキャリア形成の可能性を探るイベントです。
このイベントは、都市部での消耗感や停滞感から一歩抜け出し、地方での新たな選択肢を探しているITエンジニアを対象に、UIターン後のキャリアの戦略や暮らしの解像度を高めることを目的に開催されます。
地方でも都市と同じような働き方ができるのか。家族や子育てとの両立は可能か。スキルアップや市場価値はどう変わるのか。「いつか移住したい」と考えているエンジニアに向け、実際に移住あるいはUターンしたIT・テック人材が、数々の疑問に応えるかたちで暮らしやキャリアのリアルな経験談を披露します。

登壇者は、北九州を拠点に活動する5人。はじめに登場するのが、企業のDX支援などを行うメンバーズの若手エンジニア2人です。新卒入社から3年目に、東京から地元・北九州に異動した秋野 郁実さんと、家族との暮らしを考えて移住したOh Byeongheonさんが、東京では得られない働き方などについて語ります。
次に登壇するのは、セキュリティソリューションサービスなどを手がけるラックの北 絵美理さんです。東京でのキャリアを一度手放し、夫婦でのUターンを決意したという北さんは、子育てとキャリアを両立してきた経験や葛藤などを話す予定です。
その後は、UXデザインコンサルティングなどを展開するアジケの代表・梅本 周作さんと、システム開発などを手がけるギグワークスクロスアイティの九州拠点責任者・赤星 直樹さんが登壇。「地方で築くエンジニアキャリアの可能性」とのテーマで、地方にいながらも成長し、充実したキャリアを築く秘訣などを語り合います。
北九州市には今、多くのIT企業・人材が集まっており、産学官の連携によって新しいビジネスが次々と生まれているそうです。「KITAKYUSHU TECH DAYS2025」は、ITを軸にした北九州の今を体感できるイベントとして今年2回目の開催となります。移住などを経て地方で活躍するエンジニアらの経験談には、自分らしい生き方を見つけるヒントがあるはずです。
【開催概要】
■日時:2025年12月11日(木)19:00〜21:00
■会場:オンライン(配信URLは申込者に対して後日案内)
■主催:北九州市
■共催:TECH PLAY
■参加費:無料(要事前申込、定員100人)
■詳細・申込:https://techplay.jp/event/988358
■「KITAKYUSHU TECH DAYS2025」HP:https://impact-kitakyushu.jp/