AIを活用した取り組みを積極的に行っている広島県が、生成AIを使って移住に関わる情報をワンストップで提供する「ひろしま移住AIナビ」の運用を4月22日に開始しました。移住を検討する人たちの情報収集における利便性を高め、移住に近づける役割を果たすとしています。

広島県は「HIROSHIMA AI TRIAL」をスローガンに、AIを活用した施策を展開しています。
今回リリースした「ひろしま移住AIナビ」は、広島への移住を検討している人に向け、住まいや仕事、生活に関する情報や県内各市町を含む移住支援制度、先輩移住者の声などを生成AIを駆使して提供し、移住を手厚くサポートするために導入されました。
支援制度や移住者の声を載せている『HIROBIRO.』、空き家の物件情報などを扱う『みんと。』、県内の求人情報を集めた『Hiroshima Works』、尾道市で暮らす人たちの物語を紹介する『人と尾道』、災害情報を扱う『Dobox』から定期的に情報を収集。利用者がパソコンやスマートフォンからチャットで入力した質問に対する回答に反映させる仕組みです。必要とされる情報を一度に幅広く、かつ効率的に提供できるとしています。24 時間365日、いつでも利用可能となっています。

これまでは移住に役立つ情報を扱う複数のウェブサイトからそれぞれ情報を集める必要がありましたが、「ひろしま移住AIナビ」を使えば個別のサイトを検索しなくても、一度に多岐にわたる情報をキャッチアップすることができるようになります。情報入手の手間が省け、移住を後押しすることが期待されます。
■「ひろしま移住AIナビ」 https://gai.pref.hiroshima.lg.jp/
