鳥取県、メタバース上の交流スペース「バーチャルとっとり」をオープン!若者の移住や就職相談、イベントも開催

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自治体初の「メタバース課」を立ち上げるなど独自の移住促進に取り組む鳥取県が、新たにメタバース上の交流スペース「バーチャルとっとり」を今月末にオープンします。県外内の主に若者をターゲットに、県の旬な情報を発信するとともに、様々なイベントを開催する予定です。どんな交流スペースなのでしょうか。

交流スペース「バーチャルとっとり」では、県内外の若者を対象に参加者同士の交流を促し、移住・定住や就職に関する相談を行うほか、県の暮らしや観光に関する情報などを発信。さらに、出会いや結婚などをテーマにした各種イベントも開催予定です。鳥取砂丘など地元の名所をイメージしたイベントスペースや相談ルームをバーチャル空間につくり出しました。

イベントスペース
相談ルーム

これまでリアルで実施していた取り組みを、オンライン上で参加できるメタバースで行うことにより、遠方からでも気軽に参加でき、鳥取と関わることができます。アプリ「バーチャルとっとり」をGoogleストアやAppleストアでダウンロードし、自身の分身となるアバターを生成して参加する仕組みです。

鳥取県は自治体初の「メタバース課」の立ち上げたほか、日本初のAIアバター職員「YAKAMIHIME」の採用、さらには障がいのあるアーティストの作品に特化したオンライン上の美術館「鳥取県立バリアフリー美術館」など、メタバースを利用した関係人口の創出に力を入れてきました。

今回の交流スペースは、そうした施策の一環として企画したそうです。オープンに先駆けたキックオフイベントを3月3日に、また20日には「バーチャル婚活」のイベントを開催しました。今後は地元インフルエンサーやTVCMなどによる幅広い世代への周知を行う予定だそうです。

これまでにない新たな仕掛けを通じて、若い世代の鳥取ファンの新規掘り起こしを進め、鳥取とつながりを持つ関係人口や交流人口の裾野を拡大したい考えです。

■「バーチャルとっとり」の詳細はこちら▷https://mmtv.jp/virtual-tottori/

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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