愛媛県西条市は、株式会社宝島社が発行する『田舎暮らしの本』(2021年2月号)で発表された「2021年版 住みたい田舎ベストランキング」において、総合・若者・子育て・シニアの4つすべての部門で全国1位を獲得しました。また、若者世代が住みたい田舎部門は昨年に引き続き全国1位となり、二連覇を達成。数年前まで知名度の低い田舎まちのひとつだった西条市が今、移住にアツいまちとして注目を集めています。
西条市は、西日本最高峰の石鎚山がもたらす名水百選「うちぬき」が各所で湧く「水の都」です。瀬戸内海に面し、海・山・まちの3つの要素が揃い、人気のアウトドアアクティビティが充実しています。四国屈指の農業・工業都市でもあり、仕事も豊富。四国第1位の合計特殊出生率(1.75)やICT教育など、就労・子育て環境も充実しているそうです。
さらに、「チャレンジを応援するまち」として、人のつながりを重視したサポートも行っており、都会から若い移住者が急増しているといいます。市中心部に構えた会員制交流スペース「紺屋町dein」では、西条市にUIターンした若い起業家たちが活躍しています。
コロナ禍によって移住相談会や体験ツアーなどの対面式イベントが制限される中、インターネットを積極的に使ったPRによって、相談件数は昨年度の5倍に増加しているそうです。
移住推進課の柏木潤弥・課長は、今回のランキング結果を受け、「昨年、若者世代が住みたい田舎(大きなまち部門)全国1位を獲得したことで、市の移住施策は一気に全国区になりました。完全オーダーメイド型の無料移住体験ツアーやAIを活用したデジタルマーケティングなど、時代の変化に合わせた支援策の充実にとどまらず、今では移住者と地元の共鳴が起き、文化のミックスが始まっています。チャレンジを応援するまちとして、移住者の心に響くサポートをしていきます」と、移住者支援への思いを語っています。
また、西条市出身のタレント眞鍋かをりさんも、「故郷の西条市が、住みたい田舎ランキング全部門で全国1位の快挙。しかも4冠は史上初とのこと。素晴らしい!昔は海と山ときれいな水しかない…って思ってたけど、今はアクセスもよく何でも揃うし、最先端のICT技術で教育も充実しているのです。本当最高の土地と思います」とコメントを寄せています。
市は現在、オンライン移住相談会を3月まで開催しています。平日は10時~20時の時間帯で相談可能です。西条市へ移住を検討している方、田舎暮らしに興味のある方は、ぜひ予約してみてはいかがでしょうか。相談では、Web会議アプリ『ZOOM』を利用しています(下記URL参照)
https://www.lovesaijo.com/news_iju/ijyufair202012/
【問い合わせ先】
西条市市民生活部移住推進課
担当者:柏木、石川 TEL:0897-56-5151
直通:0897-52-1244