長崎県五島市は7月30日、株式会社NTTドコモと地域活性化とまちづくりの推進に関する連携協定を締結しました。ドコモのICT技術を活用し、リモートワークなどを促進していく計画です。
株式会社NTTドコモ九州支社の先進技術やICTサービス、AI技術などを活用し、市の課題解決を図るとともに移住や関係人口を促進するなどし、将来にわたって活力ある地域づくりを目指します。コロナ禍の中、オンラインで連携協定の締結を行いました。
五島市によると、協定で連携していく分野および主な内容は下記の通り。
(1)移住及び関係人口に関すること
・地域資源とICTを活用したリモートワークなどの推進に関する取り組み
(2)地域づくりに関すること
・スマートアイランド推進に関する取り組み
(3)その他、 協定の目的を達成するために必要なこと
五島市の人口は36,443人(2020年6月末現在)。移住者は年間200人以上に上り、昨年は転入者数が転出者数を33人上回ったといいます。今回のNTTドコモとの連携を機に、さらに移住者の増加につなげたい考えです。