11の有人島と52の無人島で構成される長崎県五島市(五島列島)。移住者は年間200人を超え、その数は年々増えています。9月29日、その五島列島への移住に関する相談会が都内で開催されます。また、10月11~14日には親子で参加できる移住体験ツアーも実施。五島列島での暮らしや仕事などについて知ることができるチャンスです!
五島市の人口は、36,756人(2019年7月末現在)。2018年4月~2019年3月の1年間で202人が移住。その7割が30代以下だそうです。移住者は、2016年4月~2017年3月が66人、2017年4月~2018年3月が129人。毎年増加しています。
そんな五島市について、もう少し詳しく紹介します。まずは、美しい砂浜などの自然景観。そして、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産をもつなど、文化的・歴史的資産も豊かな地域です。
市の面積は約420キロ平方メートルで、横浜市とほぼ一緒。主要産業は、漁業や農業です。東京からは、空路で最短3時間で到着します。また、市内には病院や診療所、歯科診療所が65カ所、大型スーパーやドラッグストア、ホームセンターのほか、コンビニも複数あります。
子育て・教育については、保育園や幼稚園、認定こども園は22カ所あり、待機児童はいません。高校は5校あり、このうち五島⾼校は県⽴の進学校で、予備校に通わなくても⽣徒の約半数が国⽴大学に進学しているという実績があります。
移住者が増えているのには、市の充実した支援策も影響しているものとみられます。具体的には、(1)市内企業の面接時や五島市内における起業のために調査を実施する際の旅費等を助成(2)子育て世帯などが移住するための引っ越し費用を補助(3)35歳未満の人の奨学金返済を応援。ほかにも、多子世帯の保育料軽減や3世代同居・近居を促進するための助成金、医療費の助成など、市民を対象とした子育て支援事業が複数あるそうです。
※詳細は、五島市移住定住促進サイト「住んでみらんかな。五島やけんよか。」をご覧ください。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/iju/index.html
実際に移住した人からは、「すごくきれいな自然が近くにあって、しかも独り占めできる」「家族と過ごす時間、趣味に使える時間が増えた」「島だけど意外に便利」「どっぷり離島暮らしも、そこそこ便利な暮らしも選べる」といった声が多く聞かれています。
【移住相談会 概要】
■日時 2019年9月29日(日)10時~19時
■場所 日本橋長崎館(東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル1階) https://www.nagasakikan.jp/
■申し込み
申し込みフォーム http://eap.pref.nagasaki.lg.jp/kv2/?42211q00000215qOu
申し込みできない場合は、五島市UIターン相談窓口(0959-76-3070)へ要TEL
6組12名限定 親子で移住体験ツアー
実際に島での暮らしはどうなのか。不安に感じている人が少なくないかもしれません。少しでもイメージを膨らませてもらおうと、10月11〜14日には6組12名限定で移住体験ツアーも実施します。
その名も、「親子でちょっぴり移住体験~親子ワクワク島あそびキャンプ」。海岸で遊んだり、釣りや漁に挑戦したりと海のレジャーを満喫してもらうほか、地元の食材を使ったバーベキューやキャンプファイヤー、またスーパーマーケットや病院、学校などの施設も訪問する内容です。
【ツアー概要】
■日時 10月11日(金)~14日(月・祝)/3泊4日(船中泊1泊+五島市内2泊)
※雨天決行(雨天時は、屋内体験のプランを別途用意)
■出発地 博多港発/フェリー太古(野母商船)
■宿泊地 さんさん富江キャンプ村/コテージ
■旅行代金 大人25,000円、小人17,000円
■定員 6組12名限定
■参加条件
・子どもは5歳以上
・1組の最少構成員は親(保護者)1名+子ども1名の計2名
・大人については、旅行中必ず1本はSNSやブログで情報発信
■詳細 https://tabinowa.jp/travel/archives/13088
■問い合わせ・申し込み
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