「ヤマガタユアターンサミット」12/1開催！2拠点生活のプログラマーもゲストに

山形では今、どんな人が、どんなことをしているのか。山形県で活躍するゲストたちによるトークセッションのほか、山形に所縁や関心のある人たちが集まって互いに情報交換するイベント「ヤマガタユアターンサミット」が12月1日に都内で開催されます。

年に一度開催される「ヤマガタユアターンサミット」は、今回で8回目になります。例えば、山形出身で現在は東京で働いている人にとっては、山形に関心があっても距離が離れているため、現地の情報がなかなか得られない面があります。ならば、実際に山形で暮らす人たちに直接会って、話を聞こうーー。これが「ヤマガタユアターンサミット」の狙いです。

トークセッションには計5人が参加。移住してワイナリーを起業した株式会社グレープリパブリックの代表・藤巻一臣さん、テレワークする2児のママで株式会社GPMOのプロジェクトマネージャー・三ヶ山香織さん、Uターンして家業を継いだ株式会社小嶋総本店の代表取締役社長・小嶋健市郎さん、東京と山形の2拠点生活を送る株式会社チェンジ・ザ・ワールド　ブリリアントプログラマー兼CTO・玉置龍範さん、Uターンして新たな芸能プロダクション会社を設立中の富塚健さんです。

5人のプロフィールは下記の通り。

■株式会社グレープリパブリック代表　藤巻一臣さん

2007年に横浜・中華街にオープンしたSALONE2007で支配人を務める。イタリアンレストランであまり提供されることのなかったナチュラルワインをバイザグラスで提案。2015年、自らのワインを造るため一念発起して、山形に移住・就農し、ワイン造りに向けて自らブドウの栽培を開始。2017年には山形県南陽市にワイナリー「Grape Republic」を開設。現在、山形ワイン、そして日本ワインのよさを広めるため、国内外問わず活動中。

■株式会社GPMO　プロジェクトマネージャー　三ヶ山香織さん

大学卒業後、地域活性化を志し、東京の経営コンサルティング会社で保育園の新規立ち上げや保育園・幼稚園業界の採用、教育支援を行う。その後、結婚を機に山形にUターン。旅行会社で添乗業務や婚活支援事業を行った後に、株式会社GPMOに入社。現在は自治体や民間企業に対する官民連携のまちづくり支援を行っている。2児の母で、基本のワークスタイルはテレワーク＆出張。両家の祖父母をフル活用して、育児と仕事の両立に奮闘中。プライベートでは、高校生のキャリア教育支援を行う「ワクイキ！ワクキャリ！」でも活動中。

■株式会社小嶋総本店　代表取締役社長　小嶋健市郎さん

米沢市出身。大学卒業後、東京の大手消費財メーカーを経て、アメリカの輸入卸などで働いた後、2011年に地元・米沢に戻り、安土桃山時代（1597年）創業・上杉家の御用酒屋として24代の永きにわたり日本酒の醸造技術を受け継いできた小嶋総本店に入社。2015年に30代で社長に就任。

■株式会社チェンジ・ザ・ワールド　ブリリアントプログラマー兼CTO　玉置龍範さん

東京生まれ東京育ち、25歳でプログラマーとして小さなソフトウェア開発会社に就職。大手テレビショッピング会社を経て、30歳のときに友人とITベンチャー会社を立ち上げる。その後、自身も代表となり4年間、会社経営を行う。40歳の時に現在所属しているチェンジ・ザ・ワールドの代表に誘われ転身、開発部門を指揮。山形と東京を往復する2拠点生活をしており、1年の半分はリモートワーク。

■富塚健さん

1981年、山形市生まれ。大学進学を機に上京。2006年、アルバイトを経てエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社（現エイベックス株式会社、以下エイベックス）に入社。プロモーターとして、さまざまなアーティストや楽曲の制作・宣伝を手掛ける。2016年10月にUターンし、翌年4月、山形にて芸能プロダクションSpur－crew（スパークルー）を立ち上げ独立し、新会社を設立中。

さらに、山形県の仕事や暮らしを体験し、自らの生き方や働き方を考えるきっかけプログラム「やまがたキャンプ」や、鶴岡市で現地のプロジェクトを手伝うプログラム「マイプロ部in鶴岡」に参加したメンバーらが体験談や山形の魅力を発表。ほかにも、日本酒ベンチャーの株式会社WAKAZEの代表など多彩なゲストを招き、座談会や交流会を行う予定です。