壱岐島が小・中学生向け離島留学制度の参加者募集!親子参加も可能

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福岡・博多港から高速船で約1時間の場所にある長崎県の離島・壱岐島(長崎県壱岐市)。全国の小・中学生を対象に1年間、現地で過ごす「壱岐市いきっこ留学制度」の参加者を募集しています。子どもと親が移住する「親子留学」のプログラムもあり、親子で”島暮らし”を味わえる機会になりそうです。

壱岐島は、海をはじめとする美しい自然が魅力で、1000を超える神社や古墳などの歴史的遺産、パワースポットが存在。また、麦焼酎の発祥地としても知られ、生ウニや壱岐牛、四季折々の野菜など海と山の幸が味わえ、食品自給率も100%近い”食材の宝庫”だそうです。

「壱岐市いきっこ留学制度」は、2003年から開始している高校生向け離島留学制度を、新たに小・中学生まで広げるたものです。高校生向けの制度は、すでに定員枠を大きく超える応募があったといいます。補助金があり、金銭面での負担が少ない留学が可能。また、期間は原則1年ですが、延長もできます。

3つある留学方法は下記の通りです。
・ 里親留学 :子どもが単身で、壱岐の家庭にホームステイ
・ 孫戻し留学 :子どもが島内在住の祖父母(親戚も可能)の家にホームステイ
・ 親子留学 :子どもと親が移住する(新規転入者(Iターン)に限る)

〈留学の3タイプと補助制度〉

留学生にとっては、自然豊かな島でのびのびと育つことができ、また島の子どもたちとの交流や島特有の文化・風土を楽しめる利点があります。環境を変えることで視野が広がり、新たな発見を得られる機会になりそうです。少人数学級の場合は先生の目が行き届きやすく、しっかりとコミュニケーションのとれた教育を受けられるメリットもあるといいます。

一方、壱岐市にとっても、学校現場や地域全体の活性化につながるとの期待があります。小・中学校への離島留学を経験することで、離島留学制度を実施している壱岐高等学校(東アジア歴史・中国語コース)への進学にもつながる可能性も。さらに、参加した子どもが将来成長したときに、壱岐を”第二の故郷”として島内外の交流の懸け橋となることも期待できます。

◆募集要項
1.対象:児童・生徒
小学校1年生〜6年生
中学校1年生〜3年生

2.入校対象校
原則、住所地を置く校区の学校(小学校18校、中学校4校)

3.留学期間
原則1年間とする。継続も可。
*2018年度については、2018年9月〜2019年3月まで

4.募集期間
2018年度留学生:〜2018年7月下旬まで

5.募集人員 若干名

6.その他 留学生及び親子留学を行う家族は壱岐市内へ住民登録すること。

◆今後の予定
・離島留学説明会及び体験入学・体験宿泊(7月下旬予定)
・留学生決定(8月中)
・留学生転学及び入市式(9月、2学期〜)
 2019年度の留学生の予定
 2019年度の留学生募集  9月〜11月末
 2019年度の留学生向け説明会及び体験入学・体験宿泊 8月中
 2019年度の留学生決定 12月(2019年4月入学・転学)

◆問い合わせ先
壱岐市 教育委員会 教育総務課  担当:松本・長岡
Tel: 0920-45-1202  Fax:0920-45-1227
Email: iki-kyouiku@city.iki.lg.jp
HP: http://www.city.iki.nagasaki.jp/soshiki/kyoiku_somuka/index.htm

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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