沖縄・石垣島に5月26日、島内最大規模のコワーキングスペース「チャレンジ」がオープンします。また、岐阜県安八町でも4月1日にテレワーク施設「むすぶテラス」が開業。新型コロナ以後、テレワークや地方回帰の動きが加速する中、全国各地で場所にとらわれない働き方の受け皿が広がっています。
石垣島で開業予定のコワーキングスペース「チャレンジ」(運営:株式会社カヤックゼロ)は、2018年に閉店したホームセンター跡地の1階をリノベーションし、コワーキングスペースとして生まれ変わります。
コンセプトは、「島から世界を面白く〜石垣島のコラボ&発信拠点〜」。島内外から働く人を受け入れる拠点としてテレワーク環境を整備。休暇を利用したワーケーションで数時間でも気軽に利用できる3時間1000円のドロップイン利用や、副業や事務作業などで数日利用したい人にもぴったりの月8日間3,900円など、手頃な料金設定を用意しました。
また、ワークスペース中央に80.66平米のイベントスペースを設置。企業などによる合宿やチームビルディング、地元のイベントなどに活用できるそうです。さらに、石垣の自然や文化を楽しめる体験ツアーなどのプログラムも提供するとしており、単なるワークスペースとしてではなく、地域と密着してさまざまな企画を展開していく予定です。
岐阜県「むすぶテラス」はコワーキングスペースを5/8まで無料開放!
一方、岐阜県安八町に新たにオープンしたテレワーク施設「むすぶテラス」。ここは老朽化が進んでいた勤労青少年ホームを改装し、2フロアにサテライトオフィスやコワーキングスペース、コミュニティスペースを設置しました。Wi-Fiやプリンタ、コンセントの利用はもちろん、軽運動場も併設されており、仕事の合間に体を動かしてリフレッシュすることもできそうです。
安八町はのどかな田園風景が広がる一方で、名古屋から車で30分と中心地からのアクセスも良好。病院やショッピングモールなど生活インフラが整っており、“ほどよい田舎”なのが売りだそう。
施設名には、地域や都市、住民、企業、社員を「結ぶ」拠点にしたいという思いを込めたそうです。そのため、町内外の企業や地域住民らが利用できる空間とし、ワークスペースや会議室などのほかにも、子ども向けの食堂やシェアキッチンとして利用できるキッチンスペースなども用意されているようです。
全国各地でテレワークなどができる施設の開業が相次いでいます。いろんな施設を訪ねながら、お気に入りのスポットを探してみるのもよさそうです。
<施設ホームページ>
▼コワーキングスペース「チャレンジ」
https://challenge.kayac-zero.com/
▼テレワーク施設「むすぶテラス」
https://www.town.anpachi.lg.jp/musubuterasu/