島根県出身の学生向けにインターン型ワークショップ開催!オンラインで現役エンジニアと開発体験

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島根県の出身で、県外の大学や専門学校に通っているIT系学生を対象にしたインターンシップ型のワークショップが9月14日からの3日間にわたって開催されます。オンライン開催のため、全国どこからでも参加できるイベントです。島根県のIT企業を知ることができる貴重な機会になりそうです。参加費は無料で、先着30人、応募締め切りは8月28日までとなっています。

イベント名は、「IT合宿@島根2020」。参加者は複数のチームに分かれ、チーム毎に県内IT企業の現役エンジニアがメンターとして加わります。ITを使って島根県の地域課題を解決するアイデアを出し、システムの実装、そして発表まで行う内容です。仕事現場で行うシステム開発工程さながらの体験ができるとしています。

参加企業は、エクスウェア株式会社、株式会社コミクリ、株式会社e-Front、株式会社イプシロンソフトウェア、セコム山陰株式会社、株式会社八雲ソフトウェア、株式会社ブレイブスタジオ、株式会社テクノプロジェクトとなっています(7月22日現在)

コロナ禍の影響でイベント開催そのものが危ぶまれたそうですが、関係者が話し合いを重ね、オンラインでの開催が決定。逆にオンラインであるため、移動時間を気にせず全国どこからでも参加できるメリットがあります。

さらに、参加者は後日、改めてオフラインで開催される予定の交流会にも参加できます。イベントで顔を合わせた現役エンジニアや、興味のあるIT企業と交流し、島根県のIT企業のリアルを感じられる絶好の機会になりそうです。

島根県はIT産業の支援が手厚い地域です。また、プログラミング言語「Ruby」の開発者であるまつもとゆきひろ氏が県在住で、ITエンジニアの中ではRubyの聖地としても有名です。県外からの企業誘致も積極的に行っており、県内に本社を移転したり、サテライトオフィスを開所したIT企業は10年間で40社を超えています。

2014年にはIT人材に特化したプロジェクト「IT WORKS@島根」(https://www.shimane-itworks.jp/)がスタート。首都圏にコーディネーターを配置してキャリア相談を受け付けているほか、県内IT企業の転職フェアを東京や大阪で開催しており、毎年20人前後のエンジニアが島根県へ移住しています。

■開催概要
参加要件:島根県出身で島根県外の大学・専修学校にて情報系科目を学び、2022年・2023年卒業予定の学生
開催期間:2020年9月14日(月)~9月16日(水)
募集期間:2020年6月22日(月)~8月28日(金)
募集定員:30名程度 ※先着順
参加費:無料
会場:オンライン開催
使用環境:インターネットに接続できるパソコンで、Webカメラ・マイク・スピーカーが利用できること
参加方法:特設サイト(https://www.shimane-techcamp.jp/)から申し込み。

About Author

https://shiftlocal.jp/

シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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