世界遺産の舞台で「ローカルITサービス創発塾」が開講@長崎県南島原市

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長崎県南島原市を舞台に、今年も「南島原ローカルITサービス創発塾」が9〜10月に開講されます。全国のITエンジニア、クリエーターを対象に、地元住民との交流や現地フィールドワークなどを通じて、地域の産業・生活において新たな価値を創出するようなITサービスを開発することを目指します。

昨年度実施の様子。松本市長を囲んでの参加者の集合写真。

主催は南島原市、事業受託・運営はハッカソン開催などに定評のあるエイチタス(本社:東京)。2016年の「いなかソンin南島原」、2017年の「南島原ローカルITサービス創発塾」に続く3回目のハッカソン型の事業創発支援の取り組みです。

過去の開催では、地元しいたけ生産事業者と参加者のエンジニアが協力して高級シイタケ菌床のオンライン販売サービスを立ち上げたほか、地元クリーニング店が展開するオンラインクリーニングの受注システム改善、さらには特産品である手延べそうめんの商品企画を含めたブランディングなど、複数の事業開発の成果があったそうです。

昨年度実施の様子。市内の観光地、そうめん工場、しいたけ農家などをフィールドワーク。

今年度は、南島原市を含む地域が世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」や移住、民泊などの個別テーマに沿ってサービス開発に挑戦します。

また、南島原市役所が展開するIoT推進ラボなどと連携し、IoTサービスの創発にも注力。IoTの専門家らをメンターに招聘するほか、同市の地域資源に触れる体験メニューなども用意し、地元住民と参加者による共創を加速させるといいます。地域に入り込み、ゼロからITサービスを立ち上げる貴重な機会となりそうです!

昨年度実施の様子。左から参加者交流のバーベキュー、メイン会場のエコパーク論所原、最終日の成果発表会。

<開催概要・詳細>
WEBサイト https://www.hack-msb.net/

▼プログラム構成/日時・会場
■アイデアソン(南島原)
2018年9月7日(金)-9日(日)
エコ・パーク論所原(長崎県南島原市北有馬町丙4731-1)

■ブラッシュアップ講座(東京または長崎)
日時:調整中

■ハッカソン(南島原)
2018年10月19日(金)-21日(日)
エコ・パーク論所原

▼申し込みフォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/4fce6f41149847

▼参加費、旅費
・参加費およびアイデアソン・ハッカソンでの現地宿泊費は無料
・開催地までの旅費は自己負担
・南島原での体験、食事、土産購入などの費用は参加者の実費負担

【問い合わせ先】
エイチタス株式会社 担当:塚原
メールアドレス:info@htus.jp

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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