コワーキングスペースの相互利用が可能に!愛媛・八幡浜市と松山市で運用開始

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リモートワークなど多様な働き方が注目され、コワーキングスペースの重要性が高まっています。そうした中、愛媛県で別々のコワーキングスペースを共同利用できる動きが広がっているようです。

今回、相互利用が可能になったのは、愛媛県西部の町・八幡浜市にある「コダテル」と、松山市中心部にある「マツヤマンスペース」。いずれかの会員であれば月2回まで無料で利用できる仕組みで、8月1日から始まっています。

八幡浜市と松山市の移動は、車で1時間以上かかります。コダテルを運営するMIGACT(ミガクト)によると、自社の会員は八幡浜市内やその周辺部を拠点に活動しているが、松山市周辺での打ち合わせや出張もあり、同地域での活動拠点を必要としていたといいます。また、マツヤマンスペースの利用者が八幡浜市を訪れる機会も増えることが予想され、市内の新たな交流や地域活性プロジェクトなどが生まれる期待も広がりそうです。

コダテルはコワーキングスペースの役割とともに、宿泊機能も備えた複合型施設として今年1月にオープンしました。立ち上げたのは、八幡浜市出身の浜田規史さん。みかん農家の長男として生まれ、県外の大学を卒業後に帰郷。地元の金融機関に勤める傍ら、まちづくりNPOを発足。昨年金融機関を退職し、古民家を改装してコダテルを開設しました。

コダテルは小学生を対象にしたプログラミング教室や夏休み限定のインターンシップを行うなど、地域住民の憩いの場、交流のハブとなっています。最近は、市外からの利用や入会希望も増えているといい、今回のマツヤマンスペースとの相互利用を機に、市内外の交流をさらに加速させたい考えがあります。一方、マツヤマンスペースを運営する会計事務所の中央会計株式会社(松山オフィス)ともそうした考えや目的が合致し、今回の提携が実現した経緯があるようです。

コダテルとマツヤマンスペースでは、共同イベントやプロジェクトの実施をはじめ、会員を含む利用者を活用モデルとして広く発信し、誰もが多様な働き方・暮らし方に挑戦できる環境を整えていくとしています。

◯提携サービスの内容や利用方法 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000030958.html
◯コダテル https://codateru.com/
◯マツヤマンスペース https://matsuyaman.space/

◯問い合わせ先
MIGACT(ミガクト) 担当:浜田
TEL:0894-21-2629 (受付時間:10:00〜18:00)
Email:info@codateru.com

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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