オンラインのプログラミングスクール「CodeCamp」を提供するコードキャンプ株式会社(本社:東京都品川区)はこのほど、長崎県と業務委託契約を締結し、離職者や非正規労働者などIT分野の未経験者を対象にスキルの習得から正規就労までを支援する「ながさき IT CAMP」を開講すると発表しました。受講料は無料で、実施期間は8月30日〜2026年1月31日まで。8月15日まで申し込みを受けつけています。
同社は2013年に日本初となるオンライン・マンツーマンのプログラミング教育事業を開始し、ITエンジニアの育成プログラムやWebデザイン教育、法人・自治体向けのプログラミングやDX(デジタルトランスフォーメーション)研修事業、子ども向けのプログラミング教育事業などを展開しています。
そして今回、長崎県が手がける「IT分野人材育成・就職支援事業」を受託。この「ながさき IT CAMP」を通じて業界未経験者のキャリアチェンジの実現を支援し、長崎県内で活躍するITエンジニアやDX化を推進する人材を育成するとともに、県内の情報関連企業の人材確保を促進したい狙いがあります。
講座は、「エンジニア養成コース」と「DX人材基礎コース」の2つのコースを用意しました。エンジニア養成コースでは、フロントエンド、バックエンド、データベースなどの各技術の実装スキルに加え、ITの基礎知識、開発ツールやプロセスなど現場での必須知識も総合的に習得します。受講後はWebエンジニアだけでなく、プログラミングスキルが求められるさまざまな職種への就職の道が広がるとしています。

一方、DX人材基礎コースではITの活用事例や課題解決手法を学ぶとともに、プログラミング(Google Apps Script)またはAI・ノーコード(ChatGPT・Make)も選択必修に。ITに関する汎用的な知識とスキルを身につけられ、その後の活躍の幅が一気に広がることが期待できるとしています。

いずれの講座も同社のエンジニアが講師となり、マンツーマンのレッスンやチャットでのサポートを通して手厚く指導。また、講座終了後を見据えた面接対策や県内企業との交流会といった就職支援も提供するとしており、デジタル化を推進する人材として社会に踏み出す支援も行うそうです。
なお、受講はオンラインを主とし、キックオフと中間・最終発表会、企業交流会は長崎市内で実施予定だそうです。
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■「ながさき IT CAMP」HP:https://nagasaki-it-camp.com/
■申し込み方法・フォーム:https://forms.gle/RWYNhci9UtNgAw8w5