長崎県五島市、移住サイトを観光と連携させてリニューアル!2026年1月には移住下見ツアーを開催、申し込みは12/5まで

Share

長崎県五島市がこのほど、移住定住サイトを「五島の島ぐらし」という名称でリニューアルオープンしました。市の観光サイトと連携させることで、観光を目的とした人たちに島ぐらしの魅力に触れる機会を創出したい考えです。また、2026年1月には4回目となる好評の移住下見ツアーを開催。12月5日まで参加者を募っています。

リニューアル前の移住定住サイトは、市役所公式ホームページ内のコンテンツとして公開されてました。そんな中、観光で訪れたことをきっかけに移住する人が少なくないことから、観光との連携を強化。従来の移住定住サイトよりも月平均ユーザー数が5倍以上多い観光サイトのドメイン内に移設し、新たにオープンしたそうです。

これを機に、観光客に島ぐらしの魅力を伝える機会を増やすとともに、さらなる移住促進を図りたい考えです。また、移住を検討する人が下見などで訪れる際に、観光サイトの情報を気軽に入手でき、充実した旅程を組むことができるという効果も期待できるとしています。

今回のリニューアルでは、写真をこれまで以上に多く掲載し、島ぐらしのリアルな実態がよくわかるようにデザインを工夫。また、移住を見据え中長期で現地に滞在する人を想定し、それに適した宿泊施設を検索できるよう、ワーケーションや2地域居住などに関する情報も充実させていくそうです。

長崎県の西に浮かぶ五島列島、その最大の島である福江島を含む五島市は、飛行機で羽田空港から最短約3時間、伊丹空港から約2時間の場所にあります。広大な自然や豊かな食文化に加え、買い物や医療など生活インフラも揃っていることから、移住者に人気だそうです。実際、直近5年間で約1,200人の移住者を受け入れ、うち30代までが半数以上を占め、定着率は約8割に上っています。

そんな五島市は、2026年1月に移住下見ツアーも開催します。移住支援員がガイドとなり、島内を巡る移住検討者向けのツアーです。

12月に開催予定のツアー(応募締切済み)に続く4回目の開催で、日程は1月10日・11日の2日間。料金は13,500円で、市内のショッピングモールや図書館、子育て支援施設、海水浴場、キャンプ場などを巡ります。農業の収穫体験や移住者との交流もあるそうです。

真夏の高崎ビーチ

申し込みは12月5日まで。詳細は下記サイトをご覧ください。

▼「五島市移住下見ツアー」
https://www.zenryo-marupay.com/marupay/event/select-item/E2510270012?shop_code=000133&key=Xq6VgbYo8Z

▼移住サイト「五島の島ぐらし」
https://goto.nagasaki-tabinet.com/iju/index.html

About Author

https://shiftlocal.jp/

シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

Comments are closed.