DX支援のラキール、広島県呉市に新オフィスを開設!子会社も設立し、システム開発拠点として若者らを積極採用へ

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企業のDX推進を支援するラキール(本社:東京)がこのほど、広島県呉市に新たな拠点「呉オフィス」を開設しました。同時に、100%子会社のラキール呉も設立し、主力の自社製品のシステム開発を行う予定です。ラキール呉ではすでに新たな人材の採用を進めており、自治体などとも連携して地方創生に貢献したい考えです。

2005年創立のラキールは独自のプロダクトブランドLaKeel(ラキール)シリーズを提供しており、クラウド型システム開発運用基盤「LaKeel DX」を中心に、15種のプロダクトを展開。2021年には東京証券取引所マザーズ(現グロース)市場に上場し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。

一方の呉市は、人口減少に加え、進学や就職に伴う若者の県外への流出が課題となっています。特にシステムエンジニアの仕事は都心部に集中しているのが実態です。そんな中、ラキールの久保 努社長が同市出身であることから、故郷に貢献したい思いで進出を決意した経緯があるそうです。

具体的には、①優秀なDX人材を育成すること②東京と遜色ない最先端のシステム開発に携われる環境をつくること③安心して挑戦できる魅力ある職場を提供することを念頭に、LaKeel DXをはじめとする自社製品のシステム開発を行います。4月末からラキール呉での新たな人材の採用をスタートしており、地域や自治体と協力し、地方創生を目指すとしています。なお、呉オフィスとラキール呉は機能を一体化し、運営していくそうです。

久保社長は、「呉でも魅力的な仕事を創出し、地域企業のDXを推進したいと考えています。その結果、若者の転出を防ぎ、さらには若者や移住者を増やしていくことで、地方創生に貢献してまいります」と意気込みを語っています。

(左)ラキールの久保社長 (右)呉市の新原市長

一方、呉市の新原 芳明市長も「単に企業の進出というだけでなく、産業構造の転換、地元企業のDX化の推進、質の高いIT教育など、市全体に大きな好影響を与えるものであると考えています」と歓迎のコメントを発表。特に若者や女性の雇用創出などに期待感を示しています。

■呉オフィス・子会社ラキール呉の所在地
 広島県呉市中央一丁目6番9号
■ラキール呉の採用エントリーはこちら↓
 中途採用:https://lakeel-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=FhyD0w7ZXCc 
 2026年新卒採用:https://lakeel-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=-_tde9aPpAQ

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