東京のIT企業が鹿児島市内にシステム開発拠点!日本システムデザインとサポータスが市と立地協定、新規採用を強化へ

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東京に本社を置き、システム開発などを手がけるサポータスと日本システムデザインがこのほど、鹿児島市と立地協定を締結し、市内にシステム開発拠点となる事業所をそれぞれ新設、移転・増設しました。いずれも4月から操業を開始。新規雇用を積極的に押し進める計画で、事業拡大とともに地域活性化への期待も膨らんでいます。

市中心部に開発拠点を新設したのは、業務効率化を目的としたシステム開発を手がけるサポータスです。Apple Inc.の子会社Claris International Inc.が提供するローコード開発プラットフォーム「Claris FileMaker」を活用したシステム開発を得意とし、同社によるとClaris FileMakerの国内ライセンス販売数で5年連続No.1を達成しています。

IT人材の採用と育成を強化し、増加する受注に対応するために今回、新たな開発拠点「薩摩R&Dセンター」を開設しました。同センターはFileMakerを活用したシステム開発・保守業務を担い、5年目をめどに15人の人材を新規採用する見込みです。今後、市内におけるICT産業の活性化と雇用創出に貢献していきたい考えです。

一方、日本システムデザインはクラウド型システムの導入や運用を手がけ、サービス業や製造業など幅広い業種からシステム開発を受託。特にSalesforceについては、これまで十数年にわたって400社以上の導入実績を持っています。

すでに市内に拠点を構えていましたが、事業の拡大と従業員の増員を見据え、JR鹿児島中央駅近くに移転・増設。5年目までに30人の新規雇用を計画しており、情報システムの導入に関するコンサルティングや調査分析、コンピュータソフトウェアの開発などを行います。

鹿児島市は、情報通信やコールセンター、デザイン・コンテンツ制作会社などの誘致に力を入れており、今後もIT関連企業の進出が続きそうです。

【サポータス「薩摩R&Dセンター」
■所在地:鹿児島市名山町9番15号 markMEIZAN303
■事業所面積:57.09㎡(17.27坪)
■従業員数:15人(うち新規雇用者数15人)※5年目の計画
■事業内容:FileMakerを活用したシステム開発・保守業務
■会社HP:https://supportas.co.jp/

【日本システムデザイン 鹿児島事業所】
■所在地:鹿児島市上之園町25-4 鹿児島甲南スクエア604
■面積:149.75㎡(45.29坪)
■従業員数:47人(うち新規雇用者数30人)※5年目の計画
■事業内容:情報システムの導入・運用・管理に関するコンサルティング、サポート
      情報システム構築のための調査分析、各種コンピュータソフトウェアの開発
■会社HP:https://www.n-sysdes.co.jp/

□鹿児島市の企業立地に関する情報はこちらを参照

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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