若者世代から高い移住人気を誇る長崎県五島市（五島列島）が7月下旬〜8月初旬にかけて、東京で開催される移住相談会に相次いで出展します。実際に移住を経験し、島で暮らす移住支援員が参加者から相談を受けつけ、島での暮らしや移住状況などについて解説します。いずれも参加費は無料です。
まず、7月28日に開催されるのが「ながさき島の暮らしセミナー」です。「島の暮らしを知る はじめの一歩」をテーマに掲げ、移住支援員が島の天候や生活インフラ、移住状況などの基本情報のほか、「離島移住失敗あるある」や「島に住んでいて物足りないところ」など島暮らしのリアルを伝えます。五島のほかに宇久島、対馬、壱岐も参加します。
8月3日に開催されるのは、「テーマから探す！移住フェア2024」です。「場所にしばられず、自身の興味や関心から理想の地域と出会う」という趣旨で開催されるイベント。当日は五島市を含め、北海道から沖縄まで130を超える自治体らが出展し、それぞれの特性や売りをPRします。出展ブースでの相談のほか、セミナーやキッズコーナー、プレゼントなども用意されているそうです。
さらに、翌4日には五島市独自の個別移住相談会も開催。11時〜17時半までの間に、五島市（福江島）で暮らす2人の移住支援員が参加者と個別相談を行います。こちらは6組限定、事前申し込み制（各回30分～最長50分）となっています。
五島列島は長崎市から西に約100kmの海上に浮かぶ島で、五島市はその南西部に位置し、列島最大の島・福江島を含む久賀島、奈留島とその周辺の島々で構成。福江島には空港があり、羽田空港からは福岡で乗り継いで片道約3時間。離島ながらもアクセスしやすいと旅行や移住の場所として注目されています。
人口は33,945人（2024年6月末現在）。食材や歴史、文化に恵まれ、生活インフラも整っているため、暮らしやすいと移住者に好評といいます。実際、2019年～2023年の5年間に約1,200人が移住し、そのうち7割が30代までの若者世代とされ、定着率は8割に上ります。最近は島出身のUターンのほか、夫婦やカップル、3人以上のファミリー世帯の移住が増えているそうです。
「自然に囲まれた離島で暮らしたい」「いつか離島で子育てしたい」「離島の生活環境や暮らしが気になる」など、島暮らしに興味のある人は、まずはこの機会に五島列島を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
＜イベント概要＞
【ながさき島の暮らしセミナー】
■日時：7月28日(日) 12:00～14:30
■場所：東京交通会館8階 ふるさと回帰支援センター（東京・有楽町）セミナールームC・D
■定員：50人
■申込〆切：7月27日(土) 15:00
■特設ページ：https://www.furusato-web.jp/event-info/p158193/
■申込フォーム：https://www.furusato-web.jp/seminar_contact/?event_id=158193
【テーマから探す！移住フェア2024】
■日時：8月3日(土) 11:00～16:00
■場所：東京交通会館12階（東京・有楽町）ダイヤモンドホール＋カトレアサロンA・B
■特設ページ：https://www.furusato-web.jp/event-info/p158895/
■申込フォーム：https://app.spot-recorder.jp/235207_ijyu2024/
【五島市個別移住相談会】
■日時：8月4日(日) 11:00～17:30
■場所：日本橋長崎館（東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋2丁目ビル1階）
■申込フォーム：
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTKAV28jvtWDkqJCGS6ieZnIkv1nLKoS86WPDebWPYTjcu4w/viewform
