阿武隈高地の中心地に位置し、市域の70%を山林が占める高原の町、福島県田村市。6月1日、市が主催する「テレワーク・ワーケーション」をテーマにした交流イベントが東京都内で開催されます。定員は30名、5月24日18:00まで申し込みを受付中です。Uターンした若者のトークや現地の食事提供、交流会と盛り沢山の内容です。
田村市は、福島県の中央部から東へ、太平洋側に少し移動した場所にある山間の都市です。東北第2の都市である郡山市から在来線、車の移動で約30分で到着する良好なアクセス、里山文化に支えられた豊かな自然が広がり、地域の伝承や歴史が今も色濃く残っています。
今回の交流イベントは、通称「タムラナイト」と呼ばれる恒例企画。前回は「自然&起業」をテーマに2名のゲストを迎え、参加者に「都市から地方への移動」「地方での活躍」といった話題で交流や、田村市産の食材を使った料理を味わってもらったそうです。
今回のテーマは「テレワーク・ワーケーション」。この数年、場所を選ばない柔軟な働き方が定着し、働きながら休暇を取るワーケーションも注目されました。そんな中、今回は地方で生活しながらテレワークを実践する夫婦をゲストに招き、日頃の生活スタイルや移住前後の暮らしの変化、地方での子育て事情などについて話を披露してもらいます。
ゲストの夫婦は、橋本吉央(よしちか)さんと文(あや)さんです。子育て支援のNPOに勤める吉央さんは田村市で育ち、大学進学を機に上京。就職と結婚を経て2015年に子育て支援NPOに入社し、2022年に実父の逝去をきっかけにUターンしました。
フリーのイラストレーター兼ライターである文さんは同県三春町で幼少期を過ごし、大学時代に上京して都内のIT関連会社に就職、システムエンジニアとして働いていました。現在は田村市で夫と暮らしながら、市内のコミュニティスペースのスタッフも兼任。平日の半分は東京に宿泊・滞在する2拠点生活を送っているようです。
一方、料理を提供するのは田村市地域おこし協力隊の中山真波(まなみ)さんです。東日本大震災と福島第一原発事故後のコミュニティ・まちづくり支援に携わった経験などから2020年、市の地域おこし協力隊に着任。現在は農業体験や自然教育、地域の食文化を体験できる拠点づくりに奔走しています。
当日はこのほか、市内でテレワークやワーケーションができる施設や補助金の紹介などもあります。このイベントをきっかけに、今夏のワーク(仕事)とバケーション(休暇)の計画を立ててみませんか?自然に囲まれた環境で仕事や子育てに集中したいという人、テレワークやワーケーションに興味のある人は、ぜひ参加してみてください!
【開催概要】
■日時
6月1日(土)17時00分~20時00分(16時30分開場)
■会場
Patia麹町店(東京都千代田区麹町3丁目12−11 麹町田村ビル4F)
■参加費
2,000円(おつまみ・ソフトドリンク付き) ※アルコールは別途
■定員
30名
■スケジュール
16:30 受付開始
17:00 オープニングトーク、趣旨説明、ゲスト紹介
17:10 食事などの紹介、乾杯
17:15 ゲストのトークセッション
18:00 食事&交流
19:30 中締め、告知など
19:45 片付け、帰宅準備など
20:00 閉会
■申し込み方法
下記フォームから必要事項を記入
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc4Xo1D2DxdTBriCiy0q1D_EUHDY__VzQuStYC5R6mBMrmI8g/viewform
■申し込み締切
5月24日(金)18:00まで
■運営/問い合わせ先
たむら移住相談室
電話:050-5526-4583
メール:contact@tamura-ijyu.jp
※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switch が共同で運営