島根県松江市に新たなビジネス拠点「縁雲|enun」がオープン!起業やPR支援、Youtubeの配信スタジオも

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島根県松江市内にこのほど、地域や世代を超え、新たなビジネスの創出を目指す拠点「縁雲|enun」がオープンしました。サテライトオフィスやコワーキングスペースなど様々な機能を設け、起業などをサポートするコミュニティマネージャーも在籍。多様な人や情報が行き交う地域のハブが動き出しました。

サテライトオフィスや起業する際などに最適なレンタルオフィス、開放的な空間のコワーキングスペース、 用途によって使い分けができるミーティングルーム、YoutubeのLIVE配信・編集スタジオなど多彩な機能を完備。目的やシーンによって、様々な使い方を選ぶことができるとしています。

施設名の「縁雲|enun」については、縁がつながって、雲のように人が自由に集まり、新しいことに出会える(つながる)。いろいろな技能や知識をもった人との出会いを起点に、お互いに情報をシェアし、新しい関係を育て広げていく(ひろがる)。そんな場所から多様な地域の人がつながり、コラボレーションやビジネスが生まれる(はじまる)というコンセプトや意味合いから名付けたそうです。

植田社長

「不確かな時代だからこそ、新しい価値観に合わせた『場作り』に挑戦したい」。拠点の企画や整備に関わった浅利観光株式会社(松江アーバンホテルグループ)の植田裕一社長は、そう力を込めます。

自社の観光業を通じ、ワーケーションで都市部から松江を訪問する人たちとのつながりが生まれ、「この縁をこの地に根づかせたい。地域・世代を超えた人のつながりをもっと多くの人に体験してもらいたい」と今回のコワーキングスペース作りに着手したといいます。

松江だけでなく、地方では人口減少や高齢化、また働き手の流出による地域づくりの担い手不足が大きな課題になっています。「若い世代をはじめとする就業者をこの地で育てるとともに、関係人口などの外部人材活用による循環型のビジネスが生まれる場所、未来を創造する場所にしていきます」と話しています。

また、enunには要望に応じて人やビジネスをつなぐコミュニティマネージャーが在籍。何かにチャレンジしたい人、スタートアップや第2創業などを目指す人を支援するほか、都市部とのつながりから地域課題の解決や新たなビジネスの創出を目指す考えです。事業やサービスのPR支援、ビジネスの相談も可能だそうです。​

施設概要
〒690-0845 島根県松江市西茶町40-1(JR松江駅よりタクシーで約10分/市営バスで約8分)
利用時間:平日 08:00〜21:00 休日 / 祝日:09:00〜21:00(受付20:00まで)
HP:https://enun.jp/

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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