島根県は、全国で活動するITエンジニアを対象に、島根県への移住・転職を支援するイベント「島根に移住したITエンジニアの本音を聞く会」を6月25日に東京都内で開催します。同会に参加し、実際に島根県へのUIターン転職を実現した人もいます。約2年半ぶりのオフライン開催で、定員は12名(先着順)。興味のある方は、ぜひ早めにお申し込みください!
同会は、島根にUIターンした先輩エンジニアをゲストに招き、近い距離感でざっくばらんに何でも話を聞いてもらおうという交流会です。実際にUIターンを経験した当事者と交流することで、行政発信の公的な情報では得にくいUIターンのリアルな実態を知り、島根県への移住・転職への不安や疑問点を解消することを目的としています。
今回は、(株)パソナテック 島根Labに勤める梁仁耀さんと、(株)ピーエスシー 松江ラボの猪股洋一さんをゲストに迎えます。梁さんは台湾出身で、東京の大学院を卒業後にエンジニアとして6年勤務、2020年に島根にIターンしました。一方、千葉県出身の猪股さんは、2021年に島根にIターン。東京の大学を卒業後、複数回の転職を経てピーエスシーに入社しました。
島根県は、2007年から継続的にIT産業の支援を続けるなど、ITと密接な関係にあります。また、プログラミング言語「Ruby」の開発者である、まつもとゆきひろさんが同県に在住し、エンジニアの中では「Rubyの聖地」としても有名です。
そうした経緯もあり、県外からの企業誘致も積極的に行っており、島根県内への本社移転やサテライトオフィスを開所したIT企業は10年間で40社を超えています。
また、2014年にはIT人材に特化したプロジェクト「IT WORKS@島根」(https://www.shimane-itworks.jp/)もスタートしました。首都圏にコーディネーターを配置してキャリア相談を受けているほか、島根県のIT企業に特化した転職フェアを東京や大阪で開催。実際に、このサービスを利用して毎年20人前後のITエンジニアが島根県に移住しています。
今回のイベントも、まさにその一環。まずは先輩エンジニアの話を聞き、島根県でのリアルなITエンジニアライフを体感してみてください。
なお、島根県は年度内に「島根県IT企業見学・相談ツアー」を実施する予定です。同ツアーに参加するには「本音を聞く会」などへの参加が必須となっています。また、同会は10月1日にも開催予定だそうです。
■イベント詳細:https://www.shimane-itworks.jp/event/13879
■開催概要
日時:6月25日(土)13:30-16:20
会場:アットビジネスセンター渋谷東口駅前(渋谷駅東口より徒歩2分)
定員:12名 ※先着順
参加費:無料
参加方法:IT WORKS@島根のイベントページ(https://www.shimane-itworks.jp/event/13879)から