福島県磐梯町(ばんだいまち)はこのほど、テレワークに関する特設サイト「磐梯町でテレワーク」を開設しました。主に都市部企業に対してテレワーク施設の情報を提供するとともに、町独自の関連制度や実際にテレワークを実施した企業の事例などを紹介しています。
特設サイトではまず、町内にあるテレワーク・滞在施設の特徴を網羅したページを展開。各企業のニーズに合わせて、利用する施設を選べるようにしたといいます。また、町周辺の会津地域の企業・団体などに関する情報も提供し、行政だからこそできる「地域密着型」の滞在を提案するとしています。
さらに、磐梯町は町内外の多様なセクターとの橋渡しをするコーディネーターを設置しており、同サイトを通じて気軽に問い合わせできる環境も整えました。町内での新たなビジネス・取り組みを地域一丸となって企画段階からサポートしたい考えです。
また、町内でのテレワークについて具体的なイメージを膨らませてもらうため、実際に磐梯町を拠点にテレワークや合宿などを行った企業のインタビューなども掲載。これを見れば、町内の過ごし方やテレワークの実態がリアルに感じられそうです。
磐梯町は東京都心から北へ約200km、会津盆地の東北部に位置し、磐梯山を間近に仰ぎ見る山紫水明の地です。会津仏教文化発祥の地として栄えた歴史と文化の町でもあります。また、名水から作られる日本酒や蕎麦など、豊かな食文化を育んできました。
そして、「誰もが自分らしく生きられる共生社会の共創」をテーマに、官民が連携しやすい場や仕組みづくりに熱心に取り組んでいることでも知られます。これまでにデジタル化や企業との連携協定、複業人材の登用などを積極的に行ってきました。今回のサイト開設はその一環で、都市部の企業との関係をさらに強化したい狙いがあります。
そんな磐梯町の新たな取り組み。テレワーク拠点の1つとして、下記サイトをぜひチェックしてみてください!
▼特設サイト「磐梯町でテレワーク」
https://fukushima-bandai-telework.jp/