名古屋市のIT企業・ウェブサーブ(代表取締役:鈴木孝裕)はこのほど、エンジニアの働き方改革として地方移住をしながら業務ができる「WorkAliveGujoプロジェクト」をスタートしました。名古屋の本社か、岐阜・郡上八幡のサテライトオフィスを選べる制度。地方に暮らしながら、都会と同じような仕事ができるチャンスです。
職場は岐阜県郡上市、郡上八幡にあるシェアオフィス「HUB GUJO」。主な業務内容は、業務用システムの開発です。IT関係の仕事をする人たちが多く利用しているといいます。普段とは異なる環境で働くことができ、さらにHUB GUJOで働く同業者との情報交換もできます。
郡上市は岐阜県の中心に位置し、面積は約1030km²と高山市に次ぐ2番目の広さで、東京からは415km、名古屋からは85kmほどの距離です。
その中心ともいえる郡上八幡は、「清流と名水の城下町」と言われており、市域のほとんどは長良川の流域です。郡上八幡駅が登録有形文化財に認定されるなど、レトロな街並みが魅力的。夜通しで踊り続ける郡上踊りでも有名です。一定の利便性とレトロな街並み、自然が融合した、都心では味わえない環境が整っているといいます。
岐阜県ではUIターン者が増えており、2018年の移住者数は1519人と前年比15.7%増。子育て世代や若年層が7割を占めます。このうち、約100人が郡上市に移住。移住前の居住地は関東・関西・愛知県が中心で、関東圏で一流企業に勤めていた人が移住してくるケースも増加傾向にあるそうです。
また、郡上市では地域イベントを積極的に開催しているため、自然と人が集まる憩いの場になっているのも特徴です。春夏は標高の高い場所で涼みながら農作業やキャンプ、郡上八幡ではアユ釣りや郡上踊りなどのイベントがあり、冬もスキーや雪化粧の郡上八幡城見学など、四季折々の楽しみ方があります。地域住民による料理講習会や移住者向けイベントも定期的に開催されています。
移住については、現地での暮らしやコミュニティに馴染めるか不安を抱えている人は少なくありません。その点、こうしたイベントに参加することで、地域の人たちと交流を深められそうです。
▼今後のイベント関連情報は下記を参照。
https://www.workalive-gujo.com/