山梨県都留市に本社を置くインターネットサービスのC-table株式会社(代表取締役:田邉耕平)が、「都留IT講師チャレンジコース」を11月に開講します。市が設立した官民連携組織、生涯活躍のまち・つる推進協会と、IT人材研修サービスを提供する富士通ラーニングメディア(本社:東京)と提携し、地方でITを活用して働く人を増やしたい考えです。
近年、2拠点居住やリモートワーク、副業など多様な働き方が広がっています。そこに共通するのが、ITスキル。それがあれば、場所を問わず、どこでもやりたい仕事ができる時代。つまり、地方でもITスキルを身につければ、都会に出ずとも自分らしく、能力を生かして働ける可能性が高まっているのです。
そうした中で生まれたのが今回の取り組みです。C-tableら3者が連携し、ITスキルを習得してもらうための「都留IT人材育成講座」を立ち上げ、先行して11月からIT講師チャレンジコースがスタートします。同講座はほかに、プログラミング基礎コース(2020年4月開講予定)と、エンジニア実践コース(2020年4月開講予定)も用意しました。
IT講師チャレンジコースは、IT講師として活躍できる人材を育てるコース。基礎的なプログラミングスキルを持つ人が対象です。受講者は期間中、月に1回、都留市で開催されるワークショップに参加。ワークショップでは、3000人以上の研修実績を誇る富士通ラーニングメディアのエキスパートが講師としてのスキルを伝授します。さらに、毎年4~6月に実施される富士通ラーニングメディアのIT新人研修の講師の仕事を、優先的に行うことも可能です(※別途審査あり)
今回の取り組みについて、生涯活躍のまち・つる推進協会は、「ICTに関する『学びから教授まで』の実務的なプロセスを提供することで、個々の自己実現と地方における新たな暮らし方の両面を提案するツールとして実施するものです。この講座を受講いただき、地方の輝ける人材となっていただくことを期待しています」とコメントしています。
また、富士通ラーニングメディアも「これからの時代は、多くの会社・ビジネスパーソンにとってITが必須となります。また、人生100年時代を見据えた社会人の学び直し、小学校のプログラミング教育必須化など、IT技術を学ぶニーズがこれまで以上に拡大しています。IT講師として、大きなチャンスをつかみませんか」と受講生にメッセージを送っています。
※詳細、問い合わせは下記を参照。
URL:https://tsuru.engineer.camp/