IT・コンテンツ関連産業の誘致や人材育成に熱心な高知県は9月1日、首都圏在住の県出身者や高知県に興味のあるITエンジニア・クリエイターが集まる「高知家IT・コンテンツネットワーク大交流会Vol.3」(13〜17時半)を東京都内で開催する。また、それに先立つ7月25日には「高知の未来を考える若手コミュニティをつくろう!」、8月4日には「地方で働くって実際どうなの?〜高知で働くエンジニアによるリアルトーク〜」と題したミニ交流会もそれぞれ都内で開催する予定だ。
9月1日に開催する「高知家IT・コンテンツネットワーク大交流会Vol.3」では、累計10,000名以上の受講実績をもつテクノロジースクール「TECH::CAMP」などを展開している株式会社divの真子就有・代表が講演する。テーマは「これからのエンジニアの姿と働き方(仮)」。大学在学中に起業し、急成長を果たした若き経営者は、激変のIT業界をどうとらえているのか。そして、エンジニアにとって必要なこととはーー。独自の切り口で語る。
さらに当日は、県内に進出したIT・コンテンツ企業も数多く参加する。ゲームソフトやVR(仮想現実)のコンテンツを企画・開発しているモノビット(本社:神戸市)の子会社で、昨年9月に高知で操業を開始したAVOCADO(アボカド)と、ソフトウェアの品質保証などを手がけるSHIFT PLUS、“マンガマーケティング”事業を展開するシンフィールド、ソーシャルゲームの企画・開発などを行うオルトプラス高知の4社だ。それぞれ事業内容や自社の魅力、将来の事業構想などについてプレゼンする。
また、県内で働くエンジニアやクリエイターが、現地での仕事や暮らしぶりを語り合うトークセッション「地方で活躍 本当にできるの?〜収入、キャリアアップ、学びの場の現状〜(仮)」も目玉の1つだ。地方へのUIターンにおいては、様々な不安をもつ人も少なくない。収入のほか、エンジニアやクリエイターにとってはスキルを磨き、成長できる環境があるかどうかも重要な指標だろう。そうした疑問に、経験者が”本音”で語り合う企画だ。
各プログラムの終了後には懇親会も予定されており、県内の企業各社が個別の相談ブースを設置。担当者と直接、意見交換できる貴重な機会になりそうだ。高知県産食材を使った料理も用意する。
一方のミニ交流会は、7月25日に「高知の未来を考える若手コミュニティをつくろう!」、8月4日に「地方で働くって実際どうなの?〜高知で働くエンジニアによるリアルトーク〜」をテーマにそれぞれ都内で開催する。(詳細は下記URLを参照)
高知県は特に近年、IT・コンテンツ関連産業の誘致に積極的で、県内には15社の関連企業が立地。新規雇用の人数は180人ほどに達しているという。最近も新たに「高知県IT・コンテンツアカデミー」を開講し、IT・コンテンツ関連人材の育成にも力を注いでいる。
【「高知家IT・コンテンツネットワーク大交流会Vol.3」概要】
◆日時
9月1日(土) 13:00〜17:30(開場 12:30)
◆会場
株式会社SHIFT 12階カフェテリア
(東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル)
アクセス・地図
◆参加費
無料(別途、懇親会費:2000円)
◆詳細・申し込み
https://peatix.com/event/400017
【ミニ交流会 概要】
・「高知の未来を考える若手コミュニティをつくろう!」
7月25日(水) 19:00〜 詳細・申し込みはこちら
・「地方で働くって実際どうなの?〜高知で働くエンジニアによるリアルトーク〜」
8月4日(土) 詳細・申し込みは近日中にこちらで公開予定