地方にUIターンして働く、現地の企業に転職などたくさん選択肢はあるものの、ITエンジニアやデザイナーの方にとっては“リモートワーク”となる場合も多いのではないでしょうか。東京の企業や他のエンジニアとチームを組んでプロジェクトに取り組む機会は、企業や個人に限らず多くなってくるでしょう。そこで必然的に議題にあがるのは、どういったツールを使ってスムーズに仕事をすすめるのか。エンジニアの方ならGithubやSlack、ChatWorkなどを使っている方も多いと思われます。
そうした中、チームのコラボレーションを促進し、プロジェクトを円滑に進めるためのプロダクト「Backlog(バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」を提供している株式会社ヌーラボが1億円の資金調達、それにより、オランダ・アムステルダムに拠点を新設し、開発体制強化および海外におけるマーケティングの強化を図っていくことを発表しました。
https://nulab-inc.com/ja/blog/nulab/pr-1709-nulab-financing/
「Backlog」は5万社・78万人が使う国内最大級のプロジェクト管理ツール、ビジュアルコラボレーションツールの「Cacoo」は全世界約280万人(うち海外比率86.2%)が利用。「Typetalk」は、ヌーラボが本社を置く福岡市の「トライアル優良商品認定」を受けるなど、地方都市を拠点に世界展開を見据えたプロダクト開発を進めてきた中での今回の発表。
地方のリモートワーカーや、多くの企業にとってチームでのプロジェクトを円滑に進めるためにこうしたプロダクトを使う機会も多いでしょう。そうしたプロダクトを開発する企業自身が、率先して地方や海外へ拠点を作ってサービスのさらなる向上を図っています。
ITエンジニアやデザイナーさんで既にリモートワークで生活を営んでいる方、地方へのUIターンを検討している方は、こうしたヌーラボのような企業の動きに注目してみてもいいかもしれませんね。
ヌーラボはじめ、近頃福岡に本社や拠点を置くIT企業の活躍がさらに目立って来ました。これからも弊サイトでは、そうした活躍をどんどん取り上げていきたいと思っております！
