和歌山県が現在、県内のコワーキングスペースでテレワークを行いつつ、地域住民と交流できる「しごと暮らし体験」のテレワーク体験コースの参加者を募集しています。来年3月31日までの期間に最大3回まで体験でき、宿泊費などを補助する内容です。近年、ますます注目を集めているテレワーク。和歌山ではどんな体験ができるのでしょうか。
「しごと暮らし体験」は、県が2018年から企画している起業・就農、就労の体験プログラム。体験先は農業、デザイン業、宿泊業、飲食業など190件以上あり、利用者が希望する事業者のもとで仕事を体験しながら、周辺地域の居住者や地域住民との交流を通じて県内での生活をイメージしてもらう目的で実施しています。
今回のテレワーク体験コースは、テレワークの普及により転職を伴わずに現在の仕事を続けたまま地方移住を検討する人や、ワーケションとして地方の滞在先で業務を行う人が近年増えていることから企画。1泊2日〜2泊3日の間、県内のコワーキングスペースを無料で使用でき、テレワークの感覚を味わうことができます。
また、期間中は地域住民らと交流する時間も設けられ、コミュニティの雰囲気を体感することも可能。交通費は自己負担ですが、宿泊は場所に応じて1泊3,000円~5,000円の補助があります(初回体験のみ適用)。宿泊先は、体験先の所在地に合わせてゲストハウスなどを紹介してもらえるそうです。
仕事の体験先には、和歌山市中心部のゲストハウスの1階にあるコワーキングスペース・シェアオフィス「Studio RICO」や、小学校をリノベーションした地域の拠点を運営する一般社団法人しろにし(有田川町)、リゾート地の白浜町にあるサテライトオフィス「ANCHOR(アンカー)」などがあります。
対象は、県外在住で和歌山でのテレワークに興味のある人。自然を満喫しながら、仕事に打ち込む。そんなテレワーク生活を肌で実感できる絶好のチャンスといえそうです。申し込み方法やその他の詳細は、ぜひ下記サイトをチェックしてみてください!
▼和歌山しごと暮らし体験 専用サイト
https://www.wakayamagurashi.jp/category/work/exabout/telework