ラック、島根県益田市でICT活用と人材育成支援へ。小・中学生向け講座を開始。

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情報セキュリティ事業などを手がけるラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本逸郎)が6月から、島根県益田市と周辺地域で小・中学生を対象とした情報リテラシー啓発・教育支援を開始します。安心安全なICT利用環境の整備し、次世代のICT活用人材を育成するのが目的です。

益田市教育委員会と協力し、同市および周辺地域の津和野町、吉賀町で①各小中学校の要望に応じた情報リテラシー啓発巡回講座②受講生の中からノミネートされた小・中学生約10名を対象としたICT活用セミナー③ICT志向を持つ小・中学生へのアドバイス環境「チューター制度」のトライアルを実施します。

①は、同社が2019年3月に発行した「情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス)」を活用し、学校が抱える課題や、受講する児童・生徒が主体的に考える個別オーダー型の講座を実施します。

②は、動画制作のワークショップを通して、ICTを利活用する上でのルールやマナーを学びます。また、将来の職業選択の1つとして情報技術者への理解と興味を喚起する機会につなげる狙いもあります。

③は、情報技術を習得する上で技術者「チューター」と相談できる場をクラウド上に設け、将来に必要な職業倫理感や技術の習得を目指します。

同社は、日本各地で情報セキュリティに関する啓発・教育活動を行っています。益田市やその周辺地域とは、2015年度から子どもや保護者、高齢者、教育関係者などを対象にICT利活用のための巡回講座を実施してきました。

一方、益田市は島根県西部にあり、日本海に面した人口約48,000人の地方都市。人口減少が進む中、地域活性化の一手としてICTの利活用に力を入れています。

同社は今後も、さらに地域との連携強化を図り、地域に根ざした啓発活動の自主的・自律的展開を支援していくとしています。

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シフトローカル編集部。シフトローカルなメンバーが集まって構成している。

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